GBT(Guided Biofilm Therapy) システム採用
「科学的根拠」に基づく予防で
歯を守る
注目!歯周病に関する専門知識を身に着けた「歯科衛生」が在籍
歯周病治療の成果は、歯科医師の治療技術だけで決まるものではありません。歯科衛生士による診査・処置・メンテナンスの質が、治療結果を大きく左右します。
当院では、歯科衛生士の技術力向上にも力を入れており、関西で幅広く活躍する著名な歯科衛生士である石丸ゆき江氏から、毎月直接指導を受けています。
石丸氏は、歯周病治療やメンテナンス分野において高い評価を受けており、多くの歯科医院で歯科衛生士教育・臨床指導を行ってきた実績を持つ歯科衛生士です。
その石丸氏の指導のもと、当院の歯科衛生士は
・歯周病の状態を正確に見極める診査力
・患者さんごとに適した処置・メンテナンス技術
・治療後の安定を見据えたケアの考え方
を日々アップデートしています。
歯科衛生士・石丸ゆき江(当院を直接指導)
経歴
| 大阪府内歯科医院 勤務 |
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| 大阪大学歯学部附属病院口腔補綴科 勤務 |
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| 新大阪歯科衛生士専門学校 非常勤講師 |
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| 京都⻭科衛⽣学院専⾨学校 ⾮常勤講師 |
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| スタディグループ「SMYLE dental hygenist academy」設⽴ |
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資格・所属学会・団体
- ⽇本⻭周病学会会員 認定⻭科衛⽣⼠
- ⽇本⻭科医学振興機構 臨床⻭科⿇酔認定⻭科衛⽣⼠
- ⽇本⼝腔インプラント学会会員
- ⽇本顎関節学会会員
その歯ぐきの不調、歯周病かもしれません
このページをご覧になっている方の中には、次のような歯周病に関する悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
・今、歯がグラグラしている
・歯ぐきに腫れや出血がある
・最近、口臭を指摘された
・長期間治療しても改善しない
・歯周病で多くの歯を失った
歯周病は、一度かかると繰り返しやすい病気です。ただし、歯周病の原因は科学的に解明されています。正しい治療と予防を行うことで、進行を抑えたり、状態を安定させたりすることが可能です。
それにもかかわらず、日本人が歯を失う原因の第1位は、歯周病です。令和4年の調査では、全体の47.9%に初期の歯周病症状が見られたと報告されています。
治療や予防ができる病気であるにもかかわらず、なぜ多くの方が歯周病で悩むことになるのでしょうか。その理由は、大きく2つあります。
歯周病と生活習慣の関係
歯周病は「生活習慣病」のひとつです。歯科医院で治療を行っても、日々の歯みがきやお口のケアがうまく続かないと、再発してしまうことがあります。また、食生活の乱れや喫煙、強いストレスなども、歯周病が進行しやすくなる要因とされています。
歯周病は正しい治療で進行を抑えられます
歯周病は、細菌感染によって起こる病気です。当院では、歯石や歯垢を丁寧に取り除くことを治療の基本としています。ただし、状態によっては、それだけでは十分とはいえない場合もあります。
原因となる菌に対して直接的なアプローチが必要です。完治するためにも、患者さんには、日常のケアと定期的な検診をおすすめしています。これにより、長期的な健康維持を目指します。
歯周病で複数の歯を失った方や、繰り返し再発してしまう方の多くは、原因が生活習慣にあるか、または治療法に問題があることが考えられます。当院では、【生活習慣の改善指導】と科学的根拠に基づいた治療を組み合わせて、歯周病の治療に取り組んでいます。
歯ぐきの状態を見極めた歯周病治療
歯周病は外からは気づきにくく、歯ぐきの中で静かに進行していく感染症です。原因となる細菌の種類も一つではなく、どの菌が関わっているかによって、適した治療や使う薬が変わってきます。
そのため当院では、精密機器を用いた科学的な検査によって原因を確認し、お口の状態に合わせた治療を検討します。状況を正しく把握したうえで、無理のない治療計画を立てていきます。
以下では、当院で行っている検査や治療について、順を追ってご説明します。
科学的根拠に基づく検査と診断
当院では、治療を進める前に、検査と診断を大切にしています。お口の中の状態をきちんと把握したうえで、無理のない治療計画を立てるためです。
初診時には、詳しくお話をうかがったうえで、各種画像診断を行います。デジタルレントゲンやCTスキャンを使い、歯や骨の状態、歯周病の進み具合などを確認します。
検査で得られた情報をもとに、医師が診断を行います。歯や歯ぐきの状態を一つひとつ整理し、なぜ今の症状が起きているのかを確認したうえで、考えられる治療の選択肢を検討します。
診断の際には、レントゲンやCT画像を実際に見ていただきながら、現在の状態や治療の進め方についてご説明します。分からないまま治療が進むことがないよう、疑問や不安があれば、その場でお話しいただける時間を大切にしています。
治療が始まってからも、経過を確認しながら進めていきます。状態の変化に応じて治療内容を見直し、その時点で必要な対応を選択します。検査と診断を重ねながら、無理のない形で治療を続けていくことを大切にしています。
噛み合わせの検査
噛み合わせにズレがあると、特定の歯や歯ぐき、骨に力が集中し、炎症やトラブルが起きやすくなります。当院では、咬合検査を行い、どの歯にどのような力がかかっているのかを細かく確認します。一部の歯だけに無理な負担がかかっていないかを見極めるための検査です。
噛み合わせを整えることは、治療した歯を長持ちさせるうえでも重要です。せっかく治療しても、噛み合わせに問題が残っていると、再びトラブルが起きてしまうことがあります。噛み合わせは、歯の健康を支える大切な要素ですので、定期的な検査をおすすめします。
歯周ポケットの検査
歯周病の進行具合を確認するために、「歯周プローブ」という専用の器具を使って、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)の深さを測ります。健康な状態では1〜2mm程度ですが、3mm以上になると歯周病の可能性が考えられます。
CT/レントゲンによる検査
歯周病は、気づかないうちに顎の骨を溶かしてしまう病気です。進行すると、歯を支えている骨が少しずつ減っていきますが、その変化は見た目だけでは分かりにくいことがほとんどです骨の状態を確認するためにはX線検査が必要になります。
当院では、「CT/レントゲン」を用いたX線検査を行っています。一般的なレントゲンは平面的な画像ですが、CTではお口のまわりをさまざまな角度から撮影できるため、骨の状態を立体的に確認することができます。歯周病の進行度を正確に把握し、治療方針を考えるための大切な検査です。
口腔内写真撮影
当院では、お口の状態を詳細に撮影しています。磨き残しの傾向や噛み合わせ、歯並び、治療前後の変化を記録し、現在の状態を正確に把握するためです。目で見て確認することで、ご自身のお口の状況を理解しやすくなります。
歯周病の原因菌に着目した治療プログラム
検査と診断を終えたあとは、その結果をもとに治療を進めていきます。ここでは、当院の提供するいくつかの治療プログラムをご紹介いたします。
GBT(Guided Biofilm Therapy)
GBT(Guided Biofilm Therapy)は、スイスのEMS社によって開発されたクリーニングシステムです。虫歯や歯周病の原因となる細菌を、できるだけ負担をかけずに取り除くことを目的としています。特徴は、細菌が集まってできる「バイオフィルム」に着目している点です。
虫歯や歯周病は、細菌による感染症です。これらの細菌は、歯の表面に歯垢(プラーク)や歯石として付着し、「バイオフィルム」という膜に守られています。そのため、毎日の歯みがきや従来のクリーニングだけでは、取りきれないことがあります。
GBTでは、まずバイオフィルムを染め出して見える状態にし、必要な部分だけを丁寧に取り除いていきます。その後、歯石などの硬い沈着物を処置します。これらの工程で使用するのが、EMS社の「エアフロー」という専用機器です。
エアフローは、細かなパウダーを水とともに噴射し、歯や歯ぐきを傷つけにくい方法でバイオフィルムを除去します。強くこすらないため、痛みや不快感が出にくいのも特徴です。この技術は、スウェーデンの名門イエテボリ大学を含む世界中の歯科先進施設でも導入されており、高い信頼性を持つ予防技術として注目されています。
次の動画をご覧ください。エアフローでバイオフィルムを取り除く様子をご確認いただけます。
歯と歯ぐきを守るためのプロフェッショナルケア「PMTC」
歯周病を改善していくうえで、ご自宅での歯みがきはとても大切です。ただ、歯と歯の間の汚れや、歯周ポケットの奥に入り込んだ歯石は、毎日の歯みがきだけではどうしても取りきれない部分があります。こうした汚れは、歯科医院で専門的な器具を使って除去する必要があります。
当院で行っているお口のクリーニング、PMTC(Professional Machine Tooth Cleaning)は、歯科衛生士による専門的なケアです。専用の器具を使い、歯石や歯垢を一つひとつ確認しながら取り除いていきます。
歯を残す可能性を広げる歯周組織再生療法
歯周病が進行すると、歯を支えている骨が少しずつ失われ、歯がぐらつくようになります。その段階になると、従来の歯科医院では抜歯が選ばれることがあります。ただし、骨の状態によっては、骨を再生し、歯を安定させることができれば、抜歯を避けられるかもしれません。
当院では、骨の再生に取り組むために「歯周組織再生療法」を行っています。以下では、この治療法について順を追ってご説明します。
GTR(組織再生誘導法)
歯周病によって失われた骨や歯肉には、本来、再生しようとする力があります。ただし、自然に元の状態まで回復することは非常に難しいのが現実です。特に歯肉は、骨と比べて再生速度が速いため、骨が再生するスペースを歯肉が埋め尽くしてしまいます。
そこで注目される治療法が組織再生誘導法(GTR)です。この方法では、骨が再生するためのスペースを確保するために、「メンブレン」という人工膜を使用します。この膜で骨の再生を促進し、歯肉がそのスペースに侵入するのを防ぎます。
エムドゲイン/リグロス
歯肉を外科的に切開し、骨が失われた部分に「エムドゲイン」という特殊なたんぱく質を含む薬品を塗布します。このエムドゲインはゲル状の薬液であり、あごの骨と歯の間に充填することで骨の再生を促します。個人差はありますが、通常は数ヶ月から1年程度で骨の再生が進んでいきます。
次の動画をご覧いただくと、エムドゲインがどのように骨を再生させるのかが理解できます。
歯周外科治療で奥深くの歯石を除去
歯周病が進行すると、歯と歯ぐきの間にある「歯周ポケット」が深くなり、その奥に歯石がたまります。重度になると、通常の器具では歯石を取り除くことが難しくなり、放置すれば歯周病はさらに進行し、抜歯が必要になることもあります。
このような難しい状態では、歯肉を外科的に切開し、歯周ポケットの奥に付着した歯石を直接確認しながら取り除く歯周外科治療を行います。歯周外科治療によって健康な歯茎を取り戻し、歯の寿命を延ばす手助けができます。
精密な治療を可能にするマイクロサージェリー
当院では、マイクロサージェリーを用いた歯科治療を行っています。高倍率の顕微鏡を使用することで、肉眼では確認できない細かな部分まで把握しながら治療を進めることができます。
視野を拡大することで、従来の方法では見逃されやすかった部分も確認でき、より正確な処置につながります。
マイクロサージェリーによって、必要な部分だけに処置を行うことができるため、治療の精度を高めると同時に、患者さんの負担を抑えることにもつながります。
当院では、お口の状態や治療内容に応じて、マイクロサージェリーを含む適切な治療法を選択しています。ご不明な点があれば、遠慮なくお問い合わせください。
一人ひとりに合わせたアドバイスができる「衛生士担当制」
当院では、患者さん一人ひとりに専任の歯科衛生士が継続して対応する「衛生士担当制」を採用しています。毎回同じ歯科衛生士が診ることで、お口の状態や変化を把握しやすくなります。
特に歯周病の治療では、日々の生活習慣やセルフケアの状況が結果に大きく影響します。同じ歯科衛生士が担当することで、前回までの経過をふまえたうえで、必要なケアやアドバイスを行うことができます。
また、当院では歯科衛生士も高倍率ルーペを使用してお口のケアを行っています。拡大視野で確認しながら処置を行うことで、肉眼では見えにくい細かな歯石や汚れにも対応できます。
セカンドオピニオンもお任せください
歯周病は、再発を繰り返しやすい病気です。細菌感染という側面に加え、日々の生活習慣が大きく影響するため、治療には継続的な管理が欠かせません。当院では歯周病は「治療できる病気」だと考えていますが、そのためには、毎日の歯みがきや定期的なメンテナンスを含め、患者さんご自身の取り組みも重要になります。どれだけ我々が尽力しても、患者さん自身が毎日の歯みがきや定期的なメンテナンスを行わない限り、完治は難しいのです。
当院では、セカンドオピニオンにも対応しています。長く治療を続けているものの改善を感じられない方、すでに歯を失い、これ以上悪化させたくないと考えている方は、一度ご相談ください。現在の状態や治療内容をふまえたうえで、考えられる選択肢をお伝えします。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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